クレジットカードの基礎知識

クレジットカードで発生する手数料、利息について

クレジットカードには様々な場面で役に立つ便利な機能が備わっていますが、それら機能が全て無償で利用できるわけではありません。一部の機能については、手数料や利息が発生します。クレジットカードのグレードや、カードの使い方によって手数料の金額は異なりますが、支出習慣に合わせ、手数料や利息が少ないクレジットカードを見つけることができます。

このページではクレジットカードを利用する上で、発生する手数料や利息についてまとめています。

年会費

クレジットカードは1年に1回徴収される年会費という手数料が発生します。クレジットカードのグレードやカード会社によって金額は様々ですが、グレードの高いカード程、より高額になります。年会費は必ず発生するというわけではなく、カードによっては無料のカードや、一定の条件を満たすことで無料になるカードもあります。年会費が有料である場合、クレジットカードを一度も利用していなかったとしても必ず徴収されるため、1年に1回も利用しないクレジットカードが手元にある場合は解約したほうがよい場合もあります。

分割払い

クレジットカードの便利な機能である分割払いにも手数料が発生します。分割手数料は、カード会社が掲示する実質年率と支払い回数に応じて手数料の価格が決定し、支払い回数が多い程、より多くの金額が発生するため、短期間での支払いを心がけることで手数料を抑えることができます。もちろん一括払いでの支払いではこの手数料は発生しません。

※分割払いの支払い額の計算
手数料 = 利用金額 × 割賦係数(%)
月々の支払い額 = (利用金額 + 手数料) ÷ 分割回数

※割賦係数(分割係数)とは、分割払いで発生する掛け目のことで、支払い回数が多いほど、割合が高くなります。

リボ払い

リボ払い(リボルビング払い)とは、毎月の支払額が一定になる分割払いの支払方法で、一般的な実質年率は15.0%です。一度の支払いの負担は減りますが、分割払いよりも支払期間が長期化しやすく、その分支払う利息が多くなる傾向があります。利息の計上は元利定額方式と元金定額方式があります。

元利定額方式:元金と利息を含めた支払額を定額で支払う方法
元金定額方式:元金を定額とし、利用残高に応じた利息が発生する方式

キャッシング

クレジットカードで現金を借りることができるキャッシング機能も手数料が発生します。キャッシングはキャッシング枠の範囲の金額のみ利用できますが、ATMから現金を引き出した時点で手数料が発生し、借りた金額を全額返済するまで利息が発生します。一般的に猶予期間がなく利息などが発生しますが、クレジットカードによっては借入日から数日間は金利0円などのキャンペーンを実施している場合もあるため、計画的に利用することで出費を抑えることができます。

各カード会社の規約などで「実質年率」という表現を見ますが、実質年率とは、元金と利息以外に手数料や保証料などの諸費用を含め計算した金利を指しています。残っている借入残高に対し金利を計算するため、返済回数を重ねるごとに利息が減ります。

※キャッシングの利息の計算
月の利息 = 借入金額 × 実質年率 ÷ 365 × 借入日数

海外での利用

クレジットカードは、そのカードの国際ブランドの加盟店であれば、海外のお店でも利用できます。しかし、日本国内での利用時とは違い、通貨が異なるなどの状況があるために、カード会社側の作業に対しての手数料が発生します。また、クレジットカードは両替の手間を必要としないために、利用した金額は為替レートによって換算された金額で請求が発生します。

遅延損害金

クレジットカードの利用で最も気をつけたい点は、支払いの遅れです。カード会社が取り決めた支払期日に支払えなかった時点で、遅延損害金という手数料が発生します。遅延損害金はカード会社が掲示する実質年率に基づき金額が決定しますが、一般的にこの利息は非常に高額なものとなっており、元金が全て返済されるまで、発生し続けます。

※遅延損害金の利息
利息 =(利用残高 × 利率 ÷ 365) × 延滞した日数

手数料や利息の負担を減らすために

クレジットカードは一括払いのみの利用であれば、手数料や利息を発生させず使い続けることもできます。カード会社やカードのグレードによって手数料の金額は異なるため、特に普段よく利用するクレジットカードについては把握しておくようにしましょう。

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